砥石の交換作業

砥石の交換作業1

砥石が小さくなってくると、新しい砥石に交換します。

砥石の交換はきちんと要点を把握しておかないと、使用中に砥石が割れ、災害につながります。

過去には破損した砥石が作業者に当たり、死亡事故まで起こっています。

まずは安全第一にボルトの締め忘れなどないように注意しましょう。

砥石の交換作業1

新しい砥石とフランジ・バランス駒を用意します。

フランジとバランス駒は何度も使用するものなので、サビを落としたり、砥石カスを掃除したり、綺麗にします。

砥石の交換作業2

最初に砥石に割れがないかの打音検査をします。木の棒(ハンマーの持ち手など)で砥石を軽く叩きます。

4ヶ所程度叩いてみて、高い音が出ていると良品です。

割れた砥石に当たったことがないですが、ヒビが入った砥石は使用中の破損に繋がるので大変危険です。

砥石の交換作業3

打音検査が済むと砥石をフランジで挟み込み、ボルトで締め付けます。

トルクレンチなどでトルク管理をするとなお良いです。

砥石の交換作業4

次にバランス駒をつける前に機械に取り付け、粗取りでドレスします。

砥石とフランジの隙間分、砥石がフレているので、その分をドレスします。

最初は断続的にドレスしている音が、全周フレが取れるまでドレスします。

砥石の製作精度にもよりますが、0.3〜0.5mmぐらいドレスします。

砥石の交換作業5

次にバランス台とバランスシャフトを使って、砥石のバランスを取ります。

バランス台にも種類があり、写真のものはローラーに乗せるタイプのものです。

他にも研磨したバーの上に乗せるタイプもあります。

砥石の交換作業6

いよいよバランス駒を取り付けてバランスを取ります。

まず、バランス駒をつけない状態でバランス台に乗せて止まるまで待ちます。

そうすると一番重いところが下になり、回転が止まります。

一番重いところと反対側に1つバランス駒をつけます。

わかりやすいように赤マジックで印をつけるとよいですね。

赤マジックのバランス駒は動かさずに他の2つを動かすことで、バランスをとります。

砥石がどこの位置にしても動かないようになれば、バランス取りの終了です。

機械に取り付けて、3分間程度試運転し、異音などないか最終チェックします。

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この記事を書いた人

楠木研磨工業所の代表です。
日々の活動記録を綴っています。

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